会長挨拶

この度ご縁を頂きまして、東京都仏教連合会々長の職をお引き受けすることになりました。もとより不徳の身ではございますが、ご仏飯を頂戴して今日まで過ごさせて頂きました報恩感謝の思いで、人生晩年のご奉仕をさせて頂く所存でございます。無事に任期を全うできますよう、努力精進してまいりますので、会員諸大徳にはなにとぞ宜しくご協力のほどお願い申し上げます。


戦後の首都東京は、一極集中のため人口増加が著しく、経済成長に偏りすぎて、大事な宗教性が失われているように感じられます。釈尊が二千五百年の昔に「諸悪莫作衆善奉行」とお示しくださったみ教えを正しく実践することが疎かになり、善と悪との判断が曖昧になってしまったのではないでしょうか。都市の近代化は生活の豊かさをもたらしましたが、人間相互の親密度と信頼関係を壊し、思いやりの心情が薄れてしまったことは誠に残念なことです。み仏の大慈悲に照らされて、すべての人々が幸せな生活を送れることを念じまして、会長就任のご挨拶と致します。


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